世界最大級の旅の祭典でウェールズのセミナーを開催|Wales Now Vol.3

発行日:2016. 09. 01

ウェールズのリアルタイムな情報を隔週でお届けします。

北ウェールズのコンウィ城
「ツーリズムEXPOジャパン2016」(東京ビッグサイト)で、北ウェールズの魅力をご紹介します。

「ツーリズムEXPO」でウェールズのセミナーを開催

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「ツーリズムEXPOジャパン2016」(東京ビッグサイト)にて、ウェールズの見どころをご紹介するセミナーを開催します。「ヨーロッパの美しい村30選」に選ばれた中世都市コンウィ(Conwy)などの北ウェールズの魅力を直接お伝えするために、北ウェールズ観光協会会長ジム・ジョーンズが来日いたします。

日時:業界日は9月23日(11:30〜11:55)、一般日は9月24日・25日 (両日ともに16:30〜16:55)
場所:東京ビッグサイト「ツーリズムEXPOジャパン」東4〜5ホール「ヨーロッパスクエア」

ツーリズムEXPOジャパン2016:http://www.t-expo.jp
Photo: Conwy Castle by Visit Britain, David Angel

タイニー・レベル、英ビール・フェスティバルで2冠

タイニーレベル_英国ビールフェスティバル2016
リアルエールの世界的な復興団体CAMRA(カムラ)が主催する「英国ビール・フェスティバル(Great British Beer Festival)2016」にて、ウェールズの「タイニー・レベル」社が2つの賞を獲得しました。

日本でも人気の「Cwtch(クッチ)」がブロンズ賞、「Hank(日本未発売)」がシルバー賞を受賞。2015年の「Dirty Stop Out(ダ ーティー・ストップ・アウト)」のグランプリ(Champion Beer of Britain)受賞に続く快挙となりました。

「Cwtch(クッチ)」はウェールズ語で「抱きしめる」という意味のレッドエールで、6種のモルト、2種のアメリカ産ホップを使用した、飲みやすくバランスのとれたビールです。


ウェールズ政府 投資担当 Tony Godfrey(トニー・ゴドフリー)さん

ウェールズ政府 企業誘致担当 Tony Godfrey(トニー・ゴドフリー)さん

“子どもたちはラグビーとサッカーが大好き。
好きな食べ物はウェルシュ・レアビットです。”


日本とウェールズの架け橋となる人々をご紹介します。今回のゲストは、ウェールズへの企業誘致を15年間サポートしてきた、ウェールズ政府(首都カーディフ本部勤務)のトニー・ゴドフリーさんです。日本、インド、中国が担当エリアです。


— お住まいは?
西カーディフの Llantwit Major に住んでいます。ヘリテージ・コースト(Heritage coast)と呼ばれる自然豊かな美しい海岸がある、歴史的な街です。実は南ロンドンの出身ですが、1999年にウェールズ人女性と結婚したのをきっかけにウェールズに住み始めました。

— ご家族は?
妻と3人の子どもがいます。いずれも男の子で、3人ともラグビーとサッカーが大好き。私もよく一緒にプレーしますよ。週末は、家族とよくカーディフ・ベイに散歩に行ったり、西ウェールズまで旅行をしたりしますね。だから休日もとても忙しいんです(笑)。

— 好きな食べ物は?
ウェルシュ・レアビット(Welsh Rarebit)ですね。私たちは「ウェルシュ・ファストフード」と呼んでます。早く調理できて、安あがりですからね。子どもたちも大好きです。でもヘルシーなんですよ。そうそう、トーストにのせるチーズには、伝統的にはビール、マスタード、塩、そしてウスターソースを入れますが、ソイソース(醤油)を入れるのもおすすめですよ。

— 勤務地のカーディフでおすすめの場所は?
カーディフはウェールズの首都ですから、見どころが山ほどあります。スポーツがお好きなら、ラグビーのプリンシパリティ・スタジアム(Principality Stadium)がおすすめです。カーディフ・ベイのウェールズ・ミレニアム・センター(Wales Millennium Centre)では、ウェールズ・ナショナル・オペラや芝居、アートが楽しめます。週末に散歩がてら、家族でよく行きます。

トニーさんの6歳の息子さんが描いた、ウェールズ案内

トニーさんの6歳の息子さんが描いた、ウェールズの案内

— 仕事は楽しいですか?
もちろんですよ! 仕事を通じて面白い人たちや、素晴らしい製品に出会ってきましたからね。特に日本とウェールズは、40年間以上という長きにわたって、良い関係を築いてきました。私もTOYOTA、SONY、HITACHI、Panasonic、Calbeeなど、日本の素晴らしい企業の皆さんと仕事をしてきました。私たちは企業の皆さんになるべく長くウェールズにいてもらえるように、そして海外に市場を築く良い経験になるように努力します。「サポートが手厚い」と言ってもらえるのが嬉しいですね。

— 日本の皆さんにメッセージをお願いします。
日本とウェールズには、たくさんの共通点があります。美しい環境を大切にしながら暮らし、外から来た人には敬意を払い、歓迎します。同じ価値観を持っていることは、一緒に仕事をする上でとても大切なことです。これからも、ともに新たな可能性を探していきましょう。


ビールにプロレス技の名前!?
タイニー・レベルの遊びごころ


2012年に創設されたばかりの新しいブルワリーながら、さまざまなビールの大会で賞を獲得し続けている、ウェールズの「タイニー・レベル(Tiny Rebel)」社。前号に続き、日本展開を担当する株式会社ジュートの雨宮さんに、その魅力を伺いました。


株式会社ジュート 酒類部マネージャー 雨宮昭彦(Akihiko Amemiya)さん

株式会社ジュート 酒類部マネージャー
雨宮昭彦(Akihiko Amemiya)さん

ビールのラベルに、ひとひねり

ニュージーランド産ホップが効いたペールエール「ザ・フル・ネルソン」

ニュージーランド産ホップが効いたペールエール「The Full Nelson(ザ・フル・ネルソン)」

 タイニー・レベルのラベルは、デザインが変わっていて楽しいですが、名前も面白いんですよ。ひねりが効いていて。例えば、紹介するとお客さんによく笑われるのが、ペール・エールの「ザ・フル・ネルソン」です。ネルソン・ソーヴィンという有名なニュージーランド原産のホップをたくさん使っていることから、そう名付けられていますが……「フルネルソン」といえば、プロレスの羽交い締めのような必殺技の名前ですよね(笑)。

 3種類のホップを混ぜたハイアルコールのIPAの名前なんて、「HADOKEN(ハドーケン)」です。90年代のゲーム界を象徴するソフトからインスピレーションを受けたそうで……。しかも説明に「Amplified IPA(増幅されたIPA)」と書いてありますが、そんなビール用語はありません。

 ほとんどが、創業者のブラッドやギャレスらが作った造語なんです。どのラベルも笑えますね。でも飲んでみると、どれもめちゃくちゃウマい!

“英国No.1”に選ばれた直営ビアバー
 ウェールズのニューポートとカーディフには、タイニー・レベルが直営するビアバー「アーバン・タップ・ハウス(Urban Tap House)」があります。2014年にオープンして、その年の「イギリス全土で最高のニューオープン・バー(Best New Bar in Britain)」に選ばれた、注目のスポットです。

英国No.1バーに選ばれた「アーバン・タップ・ハウス(Urban Tap House)」カーディフ店

2014年、英国No.1のニューオープン・バーに選ばれた「アーバン・タップ・ハウス(Urban Tap House)」のカーディフ店

 店内は斬新なデザインで、若者が集まってボードゲームやっていたりと、ソーシャルな溜まり場のような雰囲気が面白いですよ。かといって、年配の人もちゃんといるんです。タイニー・レベルが世代を超えて人気だとわかります。

 ちなみに僕が訪れたとき、バーのフードメニューには、驚くほど大きなバーガーと、ものすごく辛いつまみもありました。どんなにスゴイのかは……実際に行ってみてください。

 日本でもビアフェスなどで、「タイニーが好き」「タイニーが飲みたい」と言ってくださるかたが、だんだん増えています。味もラベルも楽しんでいただけるビールです。

タイニー・レベル・ジャパン:http://www.tinyrebel.jp

カーディフでシニア留学研修、参加者に好評

昨年6月、首都カーディフにてシニアを対象とした英語研修が初めて行われました。株式会社ワールドブリッジの主催による、ホームステイと語学学校がセットになったプログラムで、25名が参加しました。

参加者の皆さんから「ウェールズより戻って数週間しか経たないのに、もうカーディフが懐かしい(80歳、女性)」「バ-スやコッツウォルズへの小旅行も楽しめて、まさに希望通りだった(73歳、女性)」などの声が寄せられています。

現在は6月と9月の年2回開催。今年の第2回は、今月9日に渡航予定です(募集は終了)。

↓体験記をワールドブリッジのHPでご覧になれます。
「中高年世代の英語文化研修グループコース 留学生ホームステイ体験記」

\ ウェールズは世界一の「古城の国」!?/

ウェールズには641もの城があり、その単位面積当たりの城の数は世界一です。北ウェールズに位置するコンウィ城、カナーヴォン城、ハーレック城、ビューマリス城は世界遺産に登録されています。

編集後記

今夏のウェールズ出張で街なかを歩いていたら、約10年前にホームステイでお世話になったご家族にばったり。一緒にタイニー・レベルのバーに行きました。「うまいだろう? このビールの会社、創業者がウチの息子と同級生なんだよ」とホストファザー。こうしたカムリの不思議な縁こそ、ウェールズらしい?

次回は9月15日に発行予定です。お楽しみに!

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